本苑は、経営理念にも揚げられている「利用者様の意思を尊重し、利用者様本位の総合的・全人的な介護サービスの提供」に努めております。長期利用者様へのサービス提供にあたっては、年2回家族面談を実施し、ケアプランの内容を説明し、ご確認いただくとともに、苑に対するご意見・ご要望も徴しております。
QOLの向上については、身体拘束をしないケアの提供、口腔ケアの徹底、入浴・排泄の改善についての取り組み、食事サービスの充実化、音楽療法士による音楽療法(週1回)の開催、ボランティア団体共催での夏祭りの実施、理髪店、苑内販売、移動図書館の開催、絵画の展示等により、利用者様の生活が豊かで生きがいの創出につながるようバラエティーに富む生活環境を整えるよう努めております。
また、障がい者雇用に取り組み、施設現場からノーマライゼーションの具現化に努めております。
職員の資質向上については、OJTを計画的に実施し、また、外部研修にも積極的に派遣し、資質向上に務めるとともに、さらに、全事業所を横断的に組織化した7委員会(介護力向上、倫理、広報研修、リスクマネジメント、ICT化推進委員会、就労環境、夏祭り)において、多職種との協働によるサービス提供の確立を目指し、専門職として高い倫理観と理論に基づくサービスを実践できるよう日々向上に向け自己研鑽に務める取り組みをしております。
また、開かれた苑づくりを進めるとともに、職員を委員会単位で、地域(自治会福祉活動等)へ ボランティア派遣し、職員の専門性を生かし、介護予防や福祉活動など地域貢献活動に取り組んでおります。
|